Two Hats -悟り=清貧なのか?(前篇)- 

悟りのための努力は、引き算の法則で、マインドを落とします

マインドとは、例えば渇望、執着、恐れ、悲しみ、憎しみなどです

また、それにつながるような思考も落として行きます

例えば、「挨拶をしたのに、相手が挨拶をしなかった」という経験をすることがあるとします

このとき、悲しいという感覚が起こるかもしれません

そのとき、それに気づくようにします。胸の辺りや、おなかが締め付けられるような感覚とか

また、その悲しみを引き起こす思考にも気づいてみます。

例えば、「挨拶が返ってこないのは人に受け入れられないからだ」とか、「こちらがした挨拶と、同じくらい丁寧に挨拶は交わされるべきだ」という思考を自分が握り締めているかもしれません

そんな思考によって痛みがもたらされていますが、その考えは本当にあたっているのでしょうか?

他人の思考、価値観は、往々にして自分が思っているものとまったく違うものです

間違っている可能性の高い思い込みで行動し人生を混乱させるよりも、その思い込みをはずすほうがもっと簡単に人生を豊かにします

他人を変えようと意地を張らずに、自分の方をより幸せな方向に変えてしまうのです

そのほうがよっぽど早いですから

気づくことで悲しみを起こす原因となった思考や感情をはずして行きます

でも、何か改善をする必要はありません

改善はエゴの作業です。エゴは難しく考えたがります

また、エゴが何かをする限り、その問題/次元から脱出することが出来ません

次に、何かに対する欲望も同じように落として行きます

お金がほしい、家がほしい、名誉がほしい、出世したい、パートナーがほしい、etc

そのんだ望んでいる状況自体が悪いわけではありませんが、欲望の裏側にはコンプレックスや憎しみ、苦しみなどの感情が隠れており、それらのネガティブなことがらも増幅してしまいます。

ここで大きな問題が発生します

ここまで読むと、多くの方は、「悟るとは清貧になるということか?そんなのはごめんだ、スピリチュアルなことも興味はあるが、うまくバランスさせて最低限、○○の願いだけは叶うようにガンバロウ」と思うのではないでしょうか?

「ネガティブなことはなくなってもいいけど、その分ポジティブなことは増やしたい!」

この思考のささやきにより、悟りを目指すよりは、「高次元のエネルギーを使いながら、成功法則あたりで折り合いをつる」という選択肢を選ぶことになってしまうわけです

もちろんその選択に良いも悪いもありません


(成功を求めている人は、ここから先は読んではいけない)

成功法則(個人的な願望達成)は”何かを得る”ための法則です

得るためですから、ここには足し算の法則が働いています


成長期に当てはまる法則(因果)と言っていいと思います

誰しもこういう時期を通りますし、何度も繰り返すかもしれません

しかし、成功が永遠であり続けはしません

それには大きく2つの理由があります

1)成功をしたいという動機、そこにすでに崩壊の芽が内在している
2)成功を築いていく過程の中で、負のカルマを増やしてしまう

1番目の問題ですが、例えば、悔しさをバネに何かの成功を得たとします。でも、本当に必要だったのは、成功ではなく悔しさをなくすことだったのです。心の傷をごまかすための成功ではなかったということです。成功自体が悪いわけではありませんが、結局、達成された成長に満足できず、さまよい続けることになります

2番目ですが、成功する過程、成長に満足出来ない状態の中で、新たな負のカルマを作ってしまうことです。自己中心的な行為が周りにも自分にも負担になっていくということです

このようなことを繰り返し年を重ねていきます

成功体験や成功自体に良いも悪いもはありません

体験を繰り返す中で、喜怒哀楽を味わいしつくした時に、人生の向こう側が見えてきます

微笑ましいことに、大我から見れば、成功法則により築き上げたものは、手放すことを学ためのもの、つまり悟りに向かうための土台作りと言えます

得ることによって気づき、そしてそれを失うことによってまた気づく、人生はそういう仕組みです

自分という意識を強くする喜び、そして自分を消していく喜びを、次元の螺旋階段を登りながら繰り返しています




何か感じることがありましたでしょうか?もし何か感じることが出来たらお互いに大成功です。それを言葉にせずにそのままにしておいてください。言葉や理解、そして変化は後から勝手にあなたを追いかけてきます


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