Two Hats -悟りという言葉- 

精神世界でつかわれる言葉の意味について少しづつ書いてみたいと思います

まずは、「悟り」です

悟りとは何か、わかっているつもりですが、なかなか説明できないことばです

なかに偶然、すべては一つだ、他人は自分だった、すべては愛だ、という経験をすることがあります

このとき、誰もが悟ったと確信してしまいます

しかし、この状態が終わると元に戻ってしまうので、悟ったというより、一瞥経験をしたというほうが正確です

それでも、一瞥経験は悟りの確信、その後の思考の形成(解体)と行動に大きな意味があります

ご存知のとおり、悟りとは「差とり」とも呼ばれます

何の差をとるかというところが重要です

これは「内なる世界(思考、感情)」と「外の世界(五感で感じる世界)」の差をとるということです

このような「内なる世界」と「外の世界」が調和している人を悟った人といいます

内と外の世界が調和すると、行為者としての人格を感じません。人格がなくなり行為だけが残ります

ほんの一瞬であれば、誰でも”差のない”状態になることがあります

例えば、願い事が叶った瞬間、我慢したあとトイレですっきりとした瞬間(冗談ではなく)、熟睡しているとき、etc

思い出してみてください。こんなとき、自分が消えて、世界が自分の味方になったような喜びを感じたり、開放感だけを感じてませんか?

もちろん、このような経験だけでは悟った人とは言われません

しかし、”差のない状態”がどのような状態かはわかると思います

悟った状態とは、差のない状態なので、見つけにくい(意識しにくい)状態です

その反対に、悟っていない状態というのは良くわかります


そのため、多くの修行では「あれでもないこれでもない」と心に浮んだものをすべて否定する形で修行を進めます

(意識が出来るものは”差”に他ならないからです)

つまり、悟るために、内面にある”差の原因”を探し、取り除く作業をコツコツとするのです(心の闇に光を当て闇を滅ぼす)

「差のない状態」では人格を意識せず、また新しいカルマを作ることもありません

この意味で本当に悟った人とは、世界にほんの一握りしかいないかもしれません

ただ、「気づいている人」にはなることができます


(非二元にコチコチの人は、ここから先は、読んではいけない)

最近のブロガーのなかに、悟りは求めても得られないという論調があります

しかし、本当でしょうか?

そのような意見の背景にあるのは、
 
 1)一瞥体験は突然そして偶然やってきた
 2)悟りたいという思いはエゴの一つであり、エゴがエゴのない悟った状況にいたらせることが無理
 3)神(宇宙、存在、無)は完璧であり、起こることはすべては決まっている

面白いのは、「悟りは求めても得られない」と主張するにもかかわらず、そのような方々は一生懸命ブログや書籍で情報を発信したりしていることです

しかし、結論から言えば、一瞥もエゴを捨てることも、その到達の99%まではエゴによる努力が必要です

エジソンは「天才は1%のひらめきと99%の努力」といいました(ひらめきと努力のどっちが大事なのかは議論があるようですが)

最後の壁一枚を壊すのに、自分の想像を超えた、恩寵によるドラマチックな一蹴が必要なだけです

準備をしていない人は、天の計らいである”一蹴”は気がつきません

あなたの努力は必ずあなたを悟りに導きます

非二元の偉大な師とされるマハルシにしろマハラジにしろ、「私は在る」という感覚を見守り、真我を見出しなさい、といっています (これが”差”をとるために、光を当てる行為になるんです


蛇足
非二元を語る人の中に、「すべては決まっている、努力しようと思うことすらも事前に決まっているんだ」という方がいます。そうかもしれません。でもその運命は自分で読むことも確かめることも出来ないものです。それならば、もしも決まっていたとしても、目の前に現れる感覚、状況を大切にして生きていくことが大切だと思います

もう一つ大事な原則があります。それは「これもまた過ぎ去る(すべてが変わって行く)」です

すべて決まっているその内容すら変わって行く、これが宇宙のバラドックスだと思います


何か感じることがありましたでしょうか?もし何か感じることが出来たらお互いに大成功です。それを言葉にせずにそのままにしておいてください。言葉や理解、そして変化は後から勝手にあなたを追いかけてきます


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