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鏡に映る鏡の世界

感情と思考は、放っておくと、無限におしゃべりを続けます

それは鏡に映る鏡の世界に似ています

鏡と鏡を向い合せにすると、お互いを映しあいます

最初は一枚しか映っていないのに、お互いに映し合いながら、2枚、3枚、、、100枚、、、10000枚と光りの速さで増えていきます

もちろん増えていく様子は肉眼では確認できませんが、完璧に平行に向かい合わせにした鏡どうしの場合、光の速さでその奥行は広がっていきます

そして、その奥へ奥へと進む広がりは、どちらかの鏡を取り除くまで、終わることはありません

傍から見ればただの薄っぺらい2枚の鏡があるだけです

しかし、鏡どうしは永遠の奥行きを作り出しています

それはその2枚の鏡にしかわからない世界です



この何もないところに、仮想の空間/幻想を作り出すのは、心と脳の働きと同じです

傍から見れば、ひとりの人がいるだけのように見えますが、心と脳の会話は永遠の奥行きを持って広がっていきます

光りが鏡と鏡の間を猛スピードで行きかいながら、映像を作り出していくのと同様に

心と脳の会話も猛スピードで展開していきます

その際、全ての思考と感情はエネルギーでできていますから、気が付かないうちに大きなエネルギーを消耗しています


「感じることと、その時に思うことを別にする」というのはこの連鎖を断ち切るということです

感情と思考は向い合せになった鏡と同じ状況に置かれています


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